2011年12月7日水曜日

KEITA EBIHARA PHOTO SHOOOTING


以前もお伝えしましたが、わたくしクロキ、
先月はKEITA EBIHARAのフォトシューティングの進行を担当いたしました。

このフォトはEBさんが神戸ファッションコンテスト出場のため使用するものであり、
EBさんのコンセプトイメージを現実にするべく
SIKAKEPROJECTではモデル、カメラマン、ヘアメイクの選出、
撮影場所を含むスケジュールを組ませていただきました。

とまぁこんな風に申しますと大層立派なことをした気になりますが(じぶんが)、
わたくしは人と人を見て、それぞれの糸を結んだだけです。

そうしたらうまいことはまりまして・・・


ラッキーでした、EBさんもわたしも。


本日は神戸ファッションコンテストも無事終了しましたので
KEITA EBIHARAのプロフィール、今作品のコンセプトなどを含めて、
こちらでご紹介させていただきたいと思います。


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KEITA EBIHARA (ケイタ エビハラ)

1986 茨城県出身

2006 第44回 全国ファッションデザインコンテスト 第一部 文部科学大臣賞 受賞
2007 ファーデザインコンテスト2007 アメリカンレジェンド賞 受賞
2007 第45回 全国ファッションデザインコンテスト 第二部 審査員特別賞 受賞
2008 ファーデザインコンテスト2008 SAGA賞 受賞
2008 新人デザイナーファッション大賞 秀作賞 受賞
2009 Coconogacco プライマリー第二期 アドバンスド第一期

シェイプ、カッティング、ディティールを得意とし、「純粋な物作り」を追求中。


愛称エビちゃん。
確かな“手の技”を持っております。

今回の作品もそんな彼の服づくりへの惜しみない愛情と執着心探究心によって、
今日日の目を浴びることとなりました。

そんな追求心探究心によって何日も身を削って服作りに励んだ翌朝に
バイクと車の事故を起こして腕を骨折するなど、
学生時代より命かけております。

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EXPANDING

急激なテクノロジーの発達により、

ヒトは自身の機能の一部を、テクノロジーに転換してきた。

ヒトはゆるやかに退化している。

未来のヒトの体はどうなるのだろうか。

人工心臓、義手義足、人工知能・・・。

しかし倫理的な問題から、電脳化やヒトのクローンはタブーとされている。

それではどこまでが「ヒト」で、どこからが「タブー」なのだろうか。

境界線の曖昧さが、人体や概念を拡張していく。

「ヒト」というものを考え直す時がきた。

私は既に FYBORG であり、あなたもそうだ。

FYBORG、すなわち機能的 CYBORG とは、テクノロジーによって機能を補足された生物を意味する。

例えば靴も「テクノロジーによる付加物」である。

私たちは認識していないだけで、様々な形で人体を拡張している。

服は、人体の延長、感覚器の延長である。

そしてファッションで自己表現することは、自己拡張することである。

私はこれから果てないヒトの研究の手始めとして、インナースペースへと入ろう。

原始的な細胞分裂からヒトまでを、ファッションと重ねて拡張していく。



EXPANDING

The rapid development of technology has transformed part of the functions of human beings into technology.

As a result, human beings are in a state of gradual regression.

What will happen to the bodies of human beings in the future?

Artificial heart, artificial arms and legs, artificial brain….

However, from the ethical point of view, electric brain and human clones are put under taboo.

Then, where should the line be drawn between human beings and taboos?

The ambiguity of the borderline expands the human body and the idea about it.

It is time to reconsider human beings.

I am already a FYBORG and so are you.

FYBORG, that is, functional CYBORG, is a creature whose functions are complemented by technology.

Shoes, for example, are also additions by technology.

Without being aware of it, we are expanding a human body in various ways.

Clothes are extensions of human beings and their sensory organs.

Expressing self though fashion is expanding self.

Now I enter the inner space at the beginning of the endlessly continuing studies of human beings,

and expand from primitive cell divisions to human beings through fashion.



















































































Photographs by TAKATSUGU KANDA
Designer styling by KEITA EBIHARA
hair make : JUNPEI YAMAMOTO
model : KOZUE FUKI(SATORU JAPAN)
help : AKIE ISHI
skkp : TOMOKO KUROKI


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上記作品にて、

神戸ファッションコンテストでは見事に特賞を受賞しました。

本当におめでとうございます。


本人よりコメント


 —念願の特賞をいただき、半年後にはミラノにあるDomus AcademyのMAにて勉強することになりました。
  僕に必要なこと、服の研究(ミラノなのでリアルクローズに近い)と自分のやりたいことの追求、
  高い教育レベルでの自由な物作りができることからここを選びました。
  このコンセプトはしばらく追求するつもりでいて、まずはこれをさらに深めたコレクションの制作をします。
  そして徐々に、人体の内側から、ライフスタイルや環境、文化へと拡張していこうと考えています。


早速熱いです。そりゃそうですね。

本人がノドから手が出るほど欲していた特賞。
こちらとしてもとてもとてもうれしい結果で、
受賞の結果連絡をもらった瞬間、からだが自然と浮きました。
なにしろ大学院でさらに勉強をしたい!というEBさんの熱意からはじまった撮影でしたので。
そしてありがたいことにシカケプロジェクトへのラッヴレターもいただきました。


 —シカケプロジェクトはシカケプロジェクトだと思います。
  他に真似できない。君しかできない。
  今の時代に「つながりをクリエイトする」ってすごいことだよ。
  そしてみんな笑顔で結びついていくような感覚が、とっても気持ち良くてあったかい。
  上辺だけじゃなく、根っこからつながる感覚。
  みんなシカケプロジェクトでつながっていったら、本当に何かが変わる気がするし、やってほしい。
  でかいことやらかしてほしいなあ。
  それで端っこのほうでも、ともと手つないでいられたら俺はすごい幸せだ。
  ヒトを幸せにするプロジェクトであってほしい!


ふふふ、、恐れ多くこっ恥ずかしいことばたちをどうもありがとうございます。
お役にたてたようで、なによりです。ほんとうに。

というか私も今回のロケに関しては極寒の中で何度もバンとロケ場所を行き来し、
トイレにも行けず、水も飲めず、食事もできない状態で誰ひとりとして弱音を吐かず、
最後まで笑顔だったロケメンバーの皆さんにどれだけ救われたことか分かりません。
やってやるぞ!と腹にくくるあの感じ。
純粋なクリエイションというのはあのことでしょうか。
貴重で刺激的な経験でした。

それにしてもでかいことってどんなことかしら。
なんだかこわいわ。笑
EBさんこそでかくなって稼いで稼いでミラノ旅行でもプレゼントしてください。
そしてこちらもがんばりますので、

またぜひシカケプロジェクトをご指名いただければと思います。



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